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KT-08

概要技術使用方法仕様試聴ギャラリー

ここでは、二つの使用方法を紹介します。

自作スピーカーの製作

「KT-08」は、8cmフルレンジ(対応製品は「仕様」ページをご覧ください)を用いた自作スピーカーにご使用いただけます。
バッフル板以外は、近所のホームセンターなどで購入・加工してもらうことで、リーズナブルにスピーカー工作をすることができます。

例えば、内容量が5Lクラスの小型バスレフ箱の場合、『青で示した板』をホームセンターで購入し、『赤で示した「KT-08」』と組み合わせることで、スピーカー箱が完成します。

8cmフルレンジ向けバスレフ箱の作例・設計図
(容量 約5L、 バスレフ共振周波数 90Hz)

8cmフルレンジに広く使用できるスピーカーとして、5Lの容量と、90Hzの共振周波数をもつダクトをもったバスレフ型としました。

板厚は18mmで設計していますので、規模がやや大きいホームセンターであれば、MDFやラワン合板のほか、松(パイン)集成材など、様々な素材から選ぶことができるでしょう。

スピーカーユニットからアンプへの配線は、本体下部のダクトの穴を通しても良いですし、小型のドリル(3千円程度)で直径1cm程度の穴を適当な場所に開けて通してもOKです。


お手持ちのスピーカーの改造

「KT-08」は、既に完成している自作スピーカーの改造や、ユニットが壊れてしまった市販スピーカーの改造などにもご使用いただけます。



手順としては、まず今までスピーカーユニットが入っていた穴を約110mmに広げる作業があります。これは、「挽廻し鋸」と呼ばれる曲線カット用のノコギリ(1000円ぐらい)があればOKです。
ここで穴を広げることで「ザグリ」の音質向上効果を十分に活用できます。加工の目安となるようカットのラインを予め油性ペン等でマークしておけば、あとは多少ズレても大丈夫です。

その広げた穴を塞ぐように、「KT-08」を貼りつける(or ネジ止めする)ことで、8cmフルレンジ用の箱にリニューアルできます。

ただし、この改造には「フロントバッフルが平面」であること、「フロントバッフル幅が110mm以上」あることが必須なので、前もって確認しておくと良いでしょう。



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