AudiFill
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オーディフィル(AudiFill)は、2016年にスタートした個人事業です。

代表カノン5Dのスピーカー製作ノウハウを元に、高品位なスピーカーシステムを世に送り出すことをモットーとしています。  現在、サラリーマン勤めの傍ら、副業として活動中。

 2024年5月 GRIT JAPAN掲載 ロングインタビュー動画
  

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目次
代表 カノン5D の自己紹介
なぜひのきを使うのか
オーディフィルの名前の由来
どんな音を目指しているのか
オーディフィルのスピーカーの特長
3つの独自技術
オーディフィルが大切にしていること
・どこで試聴できますか?
・どこで売っていますか?
・測定と聴感、どちらを大切にするか
・メディア掲載

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代表 カノン5D の自己紹介

  (写真)秋のヘッドフォン祭2019

1988年3月生まれ。
小・中学生の頃は、ミニ四駆や競技用ラジコンカーでモノ作りの基礎を経験する。
写真撮影にも興味を持ち、風景写真を撮り続け月刊CAPAで入賞。

高校生になり、オーディオに目覚める。N響の生演奏と、自身のミニコンポの音の違いに愕然とし、本格オーディオへの憧れを深める。

大学生になり、憧れの市販スピーカーを買おうとするも、予算不足で断念。スピーカーを自作するという選択をし、その音の良さに感動する。
長岡鉄男氏の本を熟読し、バックロードホーン型のスピーカーや共鳴管型スピーカーを製作し、その試作の過程をブログ「趣味の小部屋(※現在のオーディフィル公式ブログ)」に カノン5D 名義で投稿をはじめる。
ブログには書ききれない自身のノウハウを公開するために、「カノン5Dの資料室」を開設。

   
 <アマチュア時代の代表作>

社会人になった後も、趣味としてのスピーカー製作を継続し、コンテストでの受賞を複数回重ねる。

 
 コンテスト受賞作 「83Diamond」

60台を超えるスピーカー製作のなかで「ひのき材」に出会い、その音の良さを広めるため、2016年にオーディフィルの起業を決意するに至る。

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なぜ ひのき を使うのか

スピーカーを製作するなかで、30種類以上の木材の響きを確認したところ、
「ひのき(桧・檜)」が、聴き心地のよく、優しい響きをもっていることに気づいたのが始まりです。

ひのき は、決して硬い材料でも、重い材料でもありません。
なぜ、ひのきが良い音がするのか、それは音響測定の結果が裏付けてくれました。

 

ひのき は、中音域に豊かな響きがあり、それが倍音までしっかり伸びていることが確認されました。それゆえに、振動を殺さずに「豊かに歌う」ような鳴り方のスピーカーになったと考えています。

オーディフィルは、「柔らかく聴き疲れしない音」と「明るく前に出てくる音」の両立を、サウンドコンセプトとしています。
ひのき は、これを実現するために必要不可欠な材料なのです。

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オーディフィル(AudiFill)とは

オーディフィルの語源は、オーディオ(Audio)と、
満たす(満たされる)(Fill、フィル)です。

「高品位なオーディオで、心が満たされる体験をしてほしい。」
そんな願いが、この名前に込められています。

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どんな音を目指しているのか

オーディフィルは、「本当にリアル」で「心地よい音」を目指しています。その一方で、過度な迫力や、音源の粗探しをするような解像度を求めていません。これは、末永く愛用できるスピーカーの条件だと考えています。

 「リアル」とは何か。 解像度を上げること? 原音忠実再生を極めること? その両者を否定しませんが、それだけでは「本当にリアル」な音を手に入れることは出来ません。 解像度や原音忠実を過度に追求すると、非常に敏感なシステムが出来上がり、心地よい音を聴きたいがために、録音の良い音源探しや、ケーブルなどのアクセサリー探しに奔走することになってしまいます。

 オーディフィルが求める「本当のリアルさ」は、実在感です。 歌い手、演奏家がその場にいるようなリアルさです。 演奏の「場」を感じられる音が出ているか。演奏の「情感」が表現できているか。 この2点を追求することで、オーディオ機器や録音状態の介在を感じさせない、ハッとしたリアリティを感じさせる音が再現可能になります。


 「心地よい音」とは何か。 しばしば、解像度や周波数レンジを落とした音が聴きやすいと言われますが、それは間違いです。オーディオ特性をデチューン(低下)させた音が、あなたの耳を満足させることは決してありません。 心地よい音としての あるべき姿は、オーディオとして求められる基本性能を極限まで高めた状態です。 オーディフィルでは、雑味が無くピュアな音が、優しく出てくる状態を「心地よい音」と定義します。

 雑味は、オーディオの振動特性や歪から出てきます。それが高音域であれば、不自然なシャリつきやサ行の強調感に。低域であれば、低音のボワ付きといった非常に不快な症状になります。 こうした雑味は極限まで抑えられるべきで、個々の素材や振動特性を吟味することで回避することができます。

 優しく音が出る、というのは、湧き水のように豊かな音が溢れ出てくる状態のことです。 優しい音は、奥まった音ではありません。 優しい音は、ハリのある音や、力強い音も自在に奏でることができ、音量を小さくしても充実した音が出てくるように感じるものです。 このことは、日常生活の中でオーディオを楽しむためには重要な要素です。 

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オーディフィルのスピーカーの特長

オーディフィルのスピーカーには、3つの特長があります。

 良質な素材を正しく選ぶ
 音は振動であり、振動は素材により左右される。そうした考えのもと、オーディフィルは素材を重視したスピーカー製作をしています。
 雑味のある響きを持つ素材は、いくら制振してもその音は完全には消えません。また、好ましい響きを持つ素材であっても、誤った使い方をすれば、過度な響きとなって音を汚してしまいます。オーディフィルは、個々の素材の音を把握し、正しく使いこなすことで、豊かで雑味のない音を目指しています。

 原理原則を追求する
 良い音を実現する手法は、非常に多くあります。もし価格を無視した製品づくりであれば、全ての要素を盛り込むことができますが、オーディフィルは現実的な価格の中でのベストパフォーマンスを目指した製品設計を行います。そのため、なぜ〇〇の技術を導入する必要があるのかを常に考え、必要な要素をシンプルに体現する製品設計を心掛けています。

 超低音の再現に拘る
 高品位なオーディオの悦びの一つに「今まで聞こえなかった音が聞こえる」があります。それは、微細な音楽情報だけでなく、最低域から最高域までの全ての帯域を明晰に描くことで実現します。
 いかに最低域の解像度を高めて、楽曲の意図を感じられる音楽再生を行うか。部屋に無理なく置ける寸法と、一人で移動できる適度な重量を維持しながら、この低音再生の命題に対して真摯に取り組んでいます。

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3つの独自技術


オーディフィルを支える、3つの独自技術を紹介します。

ひのきスピーカー
 日本特有の樹種である「ひのき」は、粘り強い特性を持つ木材で、神社仏閣などの国宝級建築物のほか、国立能楽堂にも使われている木材です。その振動特性を理解した設計をすることで、力強く艶やかで美しい音をもつスピーカーに仕上げることができ、それは海外の銘木より素直な響きをもち、音楽の魅力を引き出すことができるスピーカーに仕上がります。
 オーディフィルでは、日々ひのきスピーカーの研究を進めています。

構造剛性ウーハー
 従来のコーン型ウーハーは、軸非対称振動(釣鐘動)という共振パターンがあり、低音の解像度を落とす原因になっていました。
 オーディフィルは、3Dプリンターで補強部材を作り、この軸非対称振動を抑制した振動板を独自開発しています。0.1mm単位で最適化された構造剛性をもつ振動板は、解像度が高く、クリアで音階が明快な低音を再生します。

測定とシミュレーション
 聴感と同様に、測定やシミュレーションも重要視しています。個人製作でありながら、独りよがりにならずにニュートラルなバランスのスピーカーに仕上げるためには、こうした手法の活用が効果的です。
 市販の測定ソフトウェアの活用だけでなく、独自の基準に基づくデータの解釈や、新たな評価手法の開発により、より高度な再生音を作りだすための技術を磨いています。


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オーディフィルが大切にしていること

 オーディフィルは、とても小さなメーカーです。そのため、顔の見える交流活動を大切にしています。日々のSNS投稿のほか、関東付近でのイベントに参加しています。

 お客様から聞いた生の声を丁寧にくみ取り、製品開発に生かしています。

真空管おオーディオフェア ヘッドフォン祭
真空管オーディオフェア(秋葉原)       ヘッドフォン祭(中野)

エクスペリエンス・ストア二子玉川
(第4回オーディフィル試聴会 @ エクスペリエンス・ストア二子玉川)

※直近のイベント参加・開催予定は、イベントページをご確認ください。


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~追記中~


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