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21. 低音が出ないスピーカーの改善方法


 しっかりとした低音、ズンズンと深く沈む重低音が出ることは、オーディオの満足度を高めてくれます。

 しかし、思うように低音が出なかったり、トコトコと軽い低音になってしまう、という症状は往々にしてあります。また、低音が出ないと、せっかっくの曲の盛り上がりが騒がしく感じられてしまったり、あるはずの低音楽器が全く聞こえなかったりするので、しっかりと対策をしておきたいところです。

 せっかっく購入した高価なオーディオ機器なので、買い替えをせずに、気持ちいい低音を出せるようになるテクニックを紹介します。ここでは、対策に必要なコスト(手間)を抑えつつ、より大きな改善効果(パフォーマンス)が期待できる「対策コストパフォーマンス」順に紹介していきます。


目次


 対策コストパフォーマンス★★★
 対策コストパフォーマンス★★

 対策コストパフォーマンス★


サブウーハーを追加する


 サブウーハーを追加することは、低音不足の解消に非常に効果的です。メインスピーカーでは再生できない低音をサブウーハーで保管することで、大幅に低音再生能力を高めることができます。

 

 この方法は、スピーカーの低音不足を根本的に解決でき、原理的に低音が不足しがちな小型スピーカーでは必須の手法になります。小型スピーカーで主に使われる10~16cm口径のウーハーと比べ、サブウーハーに搭載されている16~30cm口径のドライバーは遥かに強力な低音を再生することができます。

 家庭用のサブウーハーは2000年代のDVDの登場と共に普及が進み、当時発売されたサブウーハーが、中古で安価に手に入るのが魅力です。予算三万円以下でも十分に購入が可能です。ホームシアターブームを牽引していたDENONやONKYO、YAMAHAのものであれば安心です。


 サブウーハーには、「LINE入力」などと称される入力端子があるので、それとアンプにある「PRE OUT」もしくは「SUB OUT」を接続します。ポイントは、アンプのボリュームと連動する出力をサブウーハーに接続することです。
 

 「PRE OUT」がアンプにない場合は、下図のようにスピーカーケーブルの配線を工夫してスピーカーとサブウーハーを並列で接続します。一部の安価なサブウーハーには、このスピーカー入力が無い場合があるので、スピーカー入力を使った配線を考えるときには購入時に「サブウーハー本体にスピーカー入力があるか」の確認が必要です。

 

 スピーカー入力があるかは、サブウーハー本体の端子部分にスピーカー端子があるかを確認すればすぐに分かります。Fostexの2つのサブウーハーを例に写真を載せておきます。

  
 (左)スピーカー入力が無い「Fostex PM-SUB8」の背面
 (右)スピーカー入力がある「Fostex CW200D」の背面



 サブウーハーの使いこなしのコツは、低音を盛りすぎないことです。メインスピーカーでは再生できない超低音を少し補助する、ぐらいの気持ちで音圧を調整してやると良いでしょう。

 サブウーハーを使うことは、その再生音の品質がピュアオーディオには適さないと言われることもありますが、上記のように程よい調整を心掛けることでそのデメリットはかなり軽減できます。また、ピュアオーディオ専用に開発されたサブウーハーを使えば、低音の補完だけでなく、低音の再生品質そのものを改善することも可能です。


 オーディフィル SW-1
  サブウーハー  SW-1  (希望小売価格 98,000円・1本、税込み)


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試聴位置を変える

 試聴している位置では低音が薄いのに対して、部屋の隅などでは低音が盛大に聞こえる場合は、スピーカーを設置する位置と、試聴する位置を大きく変えることが効果的です。

 低音は、部屋の隅に溜まりやすい性質があり、物が少ない部屋ではその傾向が顕著になります。これを「定在波」と言い、30~200Hzの低音域の特性は、部屋の特性に大きく左右されるとも言われます。


 この定在波による低音の挙動を理解するために、水を入れた水槽をイメージしてみましょう。

   

 水槽にチャプチャプと小さな波を起こした場合、その波は水面全体に広がります。(左図)
 次に、水槽を手にもって、ダップンダップンと左右に揺らして大きな波を立てます。このとき、水槽の端は水位の変化が大きいのに対し、水槽の中央の水位は殆ど変わりません。(右図) これが定在波に基づく現象でして、大きな波に相当する低音は、部屋の壁際の方が大きく聞こえるのです。

 もうお分かりかと思いますが、リスナーの位置が部屋の壁際になるように模様替えをすることで、よりリッチな低音を楽しむことができるようになります。

 定在波はオーディオでは悪者のように扱われることが多々ありますが、小型スピーカーからサイズを超える低音を引き出すには積極的に使ってきたいものです。大型スピーカーに買い替えるのはお金がかかりますが、定在波という空気の性質を活用するのは無料です(笑)

 この定在波は、部屋の密閉度が高く、物が少ない場合に顕著になります。近年の鉄筋コンクリート造のリビング(LDK)でのスピーカー再生では、大きな問題になりやすいのです。



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硬くなったエッジを柔らかくする

 これは、古いスピーカーに有効とされる方法です。1990年以前のスピーカーは、経年でウーハーのエッジが固くなることが多々起こります。この状態では、スピーカーは本来の低音再生能力を発揮することができません。

 Goolge検索で「エッジ 軟化 ブレーキフルード」と調べると、多数の補修事例が出てきます。また、Amazonの「三油化学 シグマ ブレーキフルード D4スーパー ブレーキフルード補充液」のページには、実際に試して改善効果があったというコメントが寄せられています。

 この方法の実施は自己責任で行うことになります。軟化剤によりエッジとコーンの接着が弱まってしまうことも考えられるので、注意深く実施することが必要です。

 また、2000年以降の比較的新しいスピーカーでは材料技術の進化によりエッジが硬化する現象は起こりにくくなっているため、この対処方法は有効ではありません。



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イコライザーを使う

 イコライザーといっても2種類あり、「BASS, TREBLE」のようにざっくりと低音と高音のバランスを調整する古典的なものと、デジタル処理を使いより細かな調整ができる現代的なものがあります。

 前者は、「トーンコントロール」と言われ、アナログ回路で簡単に作ることができることから、多くのアンプに搭載されています。これの使用を推奨するオーディオ評論家もいらっしゃいますが、私は従来型トーンコントロールの安易な使用に否定的です。
 トーンコントロールでBASSを上げると、200Hz以下の幅広い帯域が上昇します。本当に不足している帯域のみを持ち上げる機能ではないため、音全体の解像度が下がったり、モッサリとした再生音になる副作用が強く出ることが多々あります。「それでも使った方がいい」とか「ごく僅かに使うのがいい」など個々の主張はあるようですが、もしそれで上手くいけば儲けもの...ぐらいの対策と考えておくべきでしょう。

  

 ここで推奨するのは、後者のものです。「グラフィックイコライザー」は、全体域を9~31の帯域に区切り細かく調整できるようにしたものです。PCの再生ソフトや、ポータブルオーディオのプレーヤーには標準装備されていることが多く、副作用も少なく活用が可能です。

 「パラメトリックイコライザー」は、各帯域の音圧を細かく調整することができます。耳での調整ではその真価を発揮することは難しく、マイクによる測定と組み合わせて使うことが推奨されます。PCオーディオでは「SoundID Reference」という極めて高度な補正をすることができるソフトを2万円弱で購入することができます。
 スピーカーの特性や測定方法を考慮すると、必ずしもリスニングポイントでの周波数特性フラットがベストではないこともありますが、周波数特性を綿密に制御することは求める音質に近づく効果的な方法の一つだと考えています。

 低音を出そうとすると、つい50Hz以下を持ち上げようとしてしまいますが、超低域の過度なイコライジングはスピーカーへの負荷が増え、歪が生じます。100~150Hz付近の量感を微調整したり、2kHz付近の耳障りな音を軽減することでも、低音を増強する効果を得ることができるでしょう。



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インシュレーターを使う

 ここからは★2つとして紹介する手法です。スピーカーの低音の聴こえ方を改善するのに、インシュレーターによる調整が有効です。

    

 インシュレーターは、「インシュレート(隔離する)」を語源としており、スピーカーの振動を接地面に伝えないことが基本的な役割になります。振動の中には、中高音域のものも含まれ、コンコン・カンカンとした中高音域の響きが減衰することなくスピーカー~接地面に滞留してしまうと、低音の量感が相対的に感じにくくなってしまいます。

 低音を出しやすくするインシュレーターでは、比重が高いものを選ぶことが効果的です。木質系素材やアルミニウムのように、インシュレーター自身が中高音域に響きを持つものでは低音の増強効果はあまり期待できません。銅や黄銅、鉄といった比重の高いものが使われたインシュレーターを使うことで、しっかりと中高音域の響きを低減させ、深みとコシのある低音表現につながります。

  
  インシュレーター「KOTUBU」販売ページ




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電源ケーブルを交換する

 電源ケーブルを交換することでも、低音をより充実したものにすることができます。高価なケーブルであれば何でもよいかという訳ではなく、商品としての設計コンセプトを理解したうえでの選定が重要です。

 私のオススメはオヤイデ電気の「TUNAMI」シリーズです。十分な導体容量と制振が施され、ニュートラルなバランスを保ちつつ、強力な低音再生を引き出すことができるケーブルです。

  「TUNAMI NIGO V2」

 プラグとコネクターは同じくオヤイデ電気の「P-004(C-004) ベリリウム銅 無メッキ」として、中高域は自然な風合いとしつつ、力強いダンピングの効いた低音に仕上げます。先ほどのケーブル「TUNAMI NIGO V2」と合わせて1本3万円弱で電源ケーブルを作ることができますので、まずは直接スピーカーを駆動する役割のアンプに使ってみると良いでしょう。
 私は無メッキが好きですが、金メッキの「P-079(C-079)」を使うことで厚みのある音を創り、滑らかさと芳醇な低音感を表現することもできます。

 電源ケーブルで難しいのは、中途半端なアップグレードは精細感こそ上がりますが、低音量感が犠牲になることもある所です。電源ケーブルによる音の違いをオカルト視する考え方もありますので、適宜判断して試して頂ければと思います。



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スピーカーを壁に近づける

 最も基本的で、大抵のオーディオ本にも書いてある低音増強術です。低音は高音に比べて指向性が低く、スピーカーの前後左右を問わず広がっていきます。スピーカーを壁や床に近づけることで、低音の行く先を制限してやれば、高音とのエネルギーバランスを揃えることができるという訳なのです。

 

 上図のように、全くの宙づり状態(フリースタンディング状態)と、壁に近づけた状態を比較すると確かに効果はあります。しかし、一般的な設置条件であれば、大半のスピーカーは壁に近い場所(50cm以内)に設置されているのではないでしょうか。

 壁から40cmだったスピーカーを20cmまで近づけたところで、期待するほどの劇的な変化は起こらないことも多いです。特に、元から低音再生が出来ていないスピーカーの場合、気持ち低音が増えたかな?ぐらいの変化という認識です。スピーカーを動かすのはタダなので、それで低音が増えるのでコストパフォーマンスは高いと言えますが…

 それ以上に、ボーカルの定位や張り出し感、音場の広がりに大きな影響があります。これは時としてマイナスの方向の変化をもたらすので注意が必要です。
 スピーカーを壁に近づけることで、中低域はより豊かな方向になり、相対的に中高音域が引っ込みます。ボーカルが不明瞭になったりした場合は、壁から離すことを考えるべきです。また、近年のオーディオでは音場再生が重視されますが、こちらも背面壁からの反射音が多くなることで(よほど音響的に考慮された壁でなければ)音場の立体感は損なわれる方向に変化します。

   
  壁に近づけて低音を稼ぐと、相対的に中高音域が弱く感じられる傾向がある


 なお、部屋の中央にデスクとスピーカーがあり、壁との距離が1m以上ある場合は、先の図で言うフリースタンディング状態に該当します。スピーカーの背後に大きな板材(1m×2mなど)を配するだけで低音は飛躍的に再生しやすくなります。スピーカーの背後にガラス戸がある場合も同様です。



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オーディオボードを使う

 インシュレーターとは異なり、より積極的な設置場所の改善を狙うのがオーディオボードです。各社から発売されているオーディオ用品のほか、ホームセンターで買ってきた材料を使って自作することもできます。

 私自身の経験では、ラワン合板や松集成材、MDFで作った自作音響ボードでは殆ど低音増強効果は得られませんでした。音のクオリティは高くなるのですが、ボード自体の響きが載ってしまい相対的に低音は弱まる方向になります。これは、板厚を厚くしても変わりません。インシュレーターの項で少し書きましたが、低音の力感を引き出すためには素材の密度が必要なのです。

 
 今のところ成功しているのが、上図に示したボードです。下から「遮音シート(大建など)」「アルミ板(1mm)」「御影石(20mm)」「アルミ板(5mm)」の順です。、今のところ接着はしていません。このボードを使うと、音全体の重心が下がりつつ、深くハイスピードな低音で、不要な付帯音は一切感じない再生音が得られるので、長らく重宝しています。
 難点は、御影石を含めて重量級の素材が多く、CDプレーヤーサイズでも20kg近い重量になってしまう事と、ボード断面が鋭くならないようにする処理が必要なことでしょうか。製作コストは1枚2万円強ですが、もし設置面にお悩みの場合はぜひトライしてみて頂ければと思います。



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スピーカーケーブルを交換する

 ここからは★1として紹介する手法です。対策の割に効果が感じにくかったりするであろう手法になりますが、手法の一つとして覚えておいて損はありません。

 まずはスピーカーケーブルの交換です。スピーカーケーブルの選定理由は低音だけではないと思いますが、低音を効果的に表現できるケーブルとしてAETの「EVO-F125」が印象に残っています。細身な線材からは想像できないほどのエネルギー感のある低音を表現できるケーブルです。ただ、webの情報だと私の印象とは異なる記述もあり、スピーカーケーブル選びの難しさを感じるところです。

 他にも「単線がいい」「細いのがいい」「太いのがいい」などと議論は色々ありますが、中には低音を引き締める系のケーブルもありますので、ケーブルのもつ個性と自身の求める音調については良く吟味する必要があると思います。



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吸音材を使う

 吸音材は、適切に使うことで低音不足の解消、ならびに再生音全体のクオリティを引き上げることが可能です。その一方で、誤った使い方をすると、音の活力が損なわれてしまったり、面白みのない音になってしまうこともあるので注意が必要です。

 低音をコントロールするには、「部屋の隅に」「十分な量の」吸音材を使うことが望まれます。カーペットを丸めたものを部屋の隅に立てかけておくといい、という話を聞くことがありますが、狙いとするところは同じです。

 
 水を入れた水槽をダップンダップンと揺らした時の例のように、部屋の隅の方が定在波による音圧を受けやすく、吸音材を置くのに適したスペースになります。定在波が収まると、部屋の中央での音圧不足感が減っていきますので、高度なルームチューンを狙うときだけでなく、どうしてもリスニングポジションを変えられない場合にはこうした吸音材の設置を試してみることが必要になります。

 

 以前、私はスピーカーの中央に段ボール箱を置いていたことがありました。段ボール箱は非常に手頃な低音吸音材として機能し、低音の解像度を高めるのに一役買ってくれました、中身にも吸音材が充填されており適度な密度があればなお良いでしょう。
 試してはいませんが、未開封のティッシュ箱を大量に(それこそ100箱ぐらい!)部屋の隅に置いておくのも効果があるのではないでしょうか。いずれにしても、安く賢く対策をしたいものです。



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散音材を使う

 先ほどとは逆に、散音材を使うことで低音の増強を感じることが出来たので、記載しておきます。基本的には、散音材は低音には効果がありません。一方で、散音材により中音域のピークディップが軽減され、結果的に低音域が聴きやすくなる、という現象が起こるようです。

 


 散音材がない場合、壁からは単純な反射音がリスナーに向かって飛んでくることになります。直接音と反射音は距離差がありますので、双方が混ざることで音の干渉が起こります。

  

 次に、散音材を使用した場合を見てみましょう。反射音は、壁の広い範囲から到達し、それぞれの反射音は異なる経路を通ってリスナーに到達します。何もない場合に比べて、それぞれの反射音は複雑なものになっており、結果として直接音との干渉、そこから生じる中高音域のピークは余り目立たないものになってきます。

  

 以上は、簡単な概念の説明であり、実際にこのような挙動を狙うにはかなり広い部屋が必要という議論もあります。しかしながら、実際に私が壁一面に散音材を投入した際には、低音がより自然に響くようになる効果が確認されましたので、ここに記載しておきます。



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エージングをする

 スピーカーのエージング、つまり鳴らし込みをすることで低音が出るようになる、という話は聞いたことがあります。実際、購入直後の状態より、大振幅信号を加えてエッジやダンパーを柔らかくした後の方が、f0が下がり低域が出るようになるという測定結果もあります。

 超低域信号や、専用のテスト信号を流してエージングを進めることもあるようですが、そこは好みと自己責任で行うのが良いと思います。特殊な信号を使う際は、過大入力になっていないか十分に注意する必要があります。



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機材を変える

 これは最終手段ですね。スピーカーを駆動する上流系を変えるのも良し、スピーカー自体に見切りをつけて次のスピーカーを探すのもありでしょう。目的をもっての購入検討なので、オーディオショップへの相談や、(懇意にしているショップがあれば)自宅試聴がおススメです。

 スピーカーでいえば、同じような口径・サイズであっても、高性能なウーハーユニットを搭載することで充実した低音を引き出すことが可能です。ウーハーの振動板剛性を高め、f0(共振周波数)を低くとり、強力な磁石で駆動することで、クリアで深々と沈む強力な低音再生が可能になります。

 ひのきスピーカー「SOLA Mk2」では、これらの基本的な低音再生改善に加えて、ひのき材によるエンクロージュアが低音の質感を高める効果をもたらしています。20畳以下の小さな部屋であれば大型スピーカーと互角のサウンドを楽しんでいただけるものと思っています。

  オーディフィル SOLA Mk2
  ひのきスピーカー SOLA Mk2  (希望小売価格 360,000円・ペア、税込み)


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まとめ

 以上、低音を出すための13のテクニックを紹介しました。どれも基本に忠実に考えた結果なので、あまり目新しいものはないかもしれません。しかし、オーディオは原理原則に基づいた物理が支配する世界なので、求める低音は必ず出すことができます。心地よい最高の低音を出して、オーディオをより楽しみましょう!


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