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RF-1000
クロスカーボン振動板ウーハー搭載
振動板には、強度と内部損失の両立が重要とされます。
どのような音楽信号の入力に対しても、しっかり追従するには、振動板は軽量であり、なおかつ十分な強度が必要です。 古典的な紙やプラスチック素材では、ハイエンドユニットに要求される極限の強度を満たすことはできません。
RF-1000のウーハー振動板には、高ヤング率を誇り、素材物性に優れた
クロスカーボンを採用しています。 先端素材の高ヤング率による十分な強度により、極めて広いレンジを再生することができます。
また、連続的な音楽信号に対し、それを阻害する不要な音(不要振動)は除去されるべきです。不要振動があると、耳障りな音がでるスピーカーとなってしまします。
この不要振動を素早く抑えるには、振動板に適度な内部損失が必要です。
そこで、RF-1000のウーハーは、先のクロスカーボンと
混抄コーンを貼り合わせた二層構造としています。
一般的には加工の難易度から、中央のセンターキャプは別素材・別パーツとなることが多いですが、RF-1000のウーハーはセンターキャップを含めた
一体型二層構造です。 全体域においてナチュラルかつトランジェントに優れる音を実現しています。
ユニットの製造元であるパイオニア株式会社の技術に基づく、振動板形状・コルゲーションエッジ・亜鉛ダイキャストフレーム設計となっており、まさに最高峰のウーハーと呼べるものでしょう。
ダイヤモンドライクカーボン処理振動板ツイーター搭載
ツイーターには、高剛性のチタン素材に、
DLC(Diamond Like Carbon)を施した振動板を採用。 これらの素材は、トランジェントに優れたサウンドをもたらします。
注目すべきは30mmの大口径となる
「デュアルアークリングダイアフラム」です。 一般的なドーム型振動板と比べて振動板面積が広く、低域側の再生帯域を十分に確保することができました。
これにより、優れた定位感を実現できたほか、可聴帯域から48kHzの超広域までを質感高く再生し、深みのある音色感や、豊かな空気感の表現が可能となっています。
<作成中>
・球形ツイーターマウント
・60kgの重量を誇る無垢桧材エンクロージュア
・フロントバッフル板厚 75mm
・ムンドルフ製Supremeコンデンサ搭載
・YBT製 純銅導体スピーカーターミナル