2024年12月22日に開催した
アニソンオーディオフェス2024。
こちらで振り返ってみようと思います。
場所は、いつもお馴染みの東小金井の「マロンホール」。
しかし、今回は沢山の方から
当日試聴希望のご連絡を頂いていたので、
座席数を多くして対応しました!
試聴会場の様子
また、新たな試みとして、
Youtube動画配信も拡充させました。
当日はナレーションマイク不調がありましたが、
再生音は上手く収録できたと思っています。
再生機器は、
DENONのDCD-A110が加わったほか、
光城精工のクリーン電源
Aray Mk2 も入っています。
他には、カナレのスピーカーケーブル
4S8Gを新たに導入。
より導体容量の大きい4S11も買ったのですが、
OFCモデルの方が繊細な表現ができたことと、
小型スピーカーで使いやすいサイズということで4S8Gを選びました。
AETのバナナプラグを装着したことで、
ウェルバランスな音に仕上がりました。
こちらは、作品展示スペースの様子 。
<試聴曲>
※Amazon Musicは一部の曲が収録なし
それでは、いよいよスタートです。
幻魚白蝦蛍烏賊さん の「柔らかスピーカー」
多数の試作を経て出来上がった本作。
柔らかスピーカー史上最高の低音でした!
柔らかい本体ならではの癖のない中高音と相まって、
完成度が高いと感じました。
kato19さん の「響きのアンサンブル」
存在感のある見た目と、音の両立が素晴らしいです!
木の鳴りも、内側のMDFが上手く整えてくれていて感心しました。
造形のインスピレーションを上手く形にする技術に脱帽です!
Grapeさん の「Transfomer」
可変構造で魅せる本作。
アイディアと工作精度の勝利ですね!
ある程度大きくしたときに、ダブルバスレフが機能し始めるのを
実感できて興味深かったです。
フローティング構造もよく考えられていて、
音の精度の高さにもつながっていたように感じました!
タニヒロさん の「げんこつキャンバストップ」
布素材を主体にしたことで、全体が震えることによる低音感だけでなく、
さらに素の音に近づいたと感じました。
素材の音を感じさせないオープンバッフル型スピーカーは、
素晴らしい発明だと思います!
DJ SSWANさん の「Yamaha向けバックロード共鳴管型SP」
YAMAHAユニットと音響管の組み合わせは意外でしたが、
しっかり音がまとまっているのは流石ですね。
全域の歯切れの良さが際立っていて素晴らしいと感じました!
これは他方式では到達できない世界ですね。
みやさん の「赤風琴鳥」
流石の作例で素晴らしい音を楽しませて頂きました。
細やかな描写力、シームレスな繋がりは随一でしたね!
指向性が広いためか、ルームチューニングによる伸びしろが大きそうなので、
じっくりと腰を据えて使いこなしたくなる作品ですね。
狐遣いさん の「ひそやかな一般スピーカー」
昨年のブラッシュアップということあり、
安定感のある音を堪能することができました。
選曲と音のマッチングもよく、
安価な(?)8インチ同軸から魅力のある音を聴くことが出来ました!
かさじぃ~ さん の「Light Open baffle speakers」
大作聴かせて頂き、有難く思います!
feastrexは試聴室で、大型バスレフと共鳴管を聴きましたが、
それとは違う鋭敏さのある音を感じ取ることができました。
30cmウーハーの低音、とくにバスドラムは
等身大の迫力がありましたね!
zukinkunさん の「Upsampling FIR 5.5」
アップサンプリングの効果は明白で、
音場が深く、細かい音の表現が豊かになったと感じました。
小さな処理条件の違いで、大きく音の傾向が変わるとのことで、
何パターンか比較試聴してみたいなぁと思いました!
カノン5D 「電源3種 比較試聴」
電源の違い、家で聴いたときより分かりやすくて安心しました。
クリーン電源 > バッテリー >> 通常電源タップ
という音質順だと感じましたね。
クリーン電源が非常に良好な結果だったので、
今回は上流のプレーヤーだけクリーン電源から供給しましたが、
アンプにも使ってみたらどうかな?と気になってしまいます。
カノン5D 「ひのき小道」+「SW-1」
SW-1の持ち味である、深く俊敏な低音を
楽しんでいただけたようで嬉しく思います!
ヤマハ9cmフルレンジは鳴らし始めは固い音が出てくるので、
あと30分鳴らしておけば固さは減ったかな?とも思います。
それでも、ひのきスピーカーの聴き心地の良さは
しっかりと音に現れていたと思うので、まずは一安心です♪
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毎年恒例ながら、
今回も慌ただしい準備になりましたが、
多くの方に楽しんでいただけて何よりです。
2025年もアニソンオーディオフェスを企画しますので、
どうぞお楽しみに!