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1-05 FOSTEX(フォステクス)とバックロードホーン


バックロードホーンの作例に使用されるスピーカーユニットは数多くありますが、メーカーが主体的にバックロードホーン箱での使用を勧めていたり、複数のユニットをラインナップしている例は限られています。現在は、日本のFOSTEXと、イギリスのLowther(ローサー)がその中心的存在です。

本章では、意欲的にバックロードホーン向けの新製品を開発しているFOSTEXに注目し、バックロードホーンから見た歴史について説明します。



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長岡鉄男氏に見出されたFE203

FOSTEXがなぜバックロードホーン用ユニットで有名になったか。その理由はよく知られているように、オーディオ評論家の長岡鉄男氏の活動に大きな関係があります。

1960~2000年頃に活躍した長岡氏は、FOSTEXとバックロードホーンの魅力をしばしば発信していました。その切っ掛けになったのが、「FE203」という20cm口径のフルレンジユニットです。

FE203Fostex FE203
(写真)FOSTEX FE203の仕様 フォステクス (audio-heritage.jp)


長岡氏は1965年頃に秋葉原で安売りされていたFE203に出会ったといいます。それまでは「ナショナル 8P-W1(通称:ゲンコツ)」「ナショナル 8P-L1(ウーハー)」「アシダ 8P-HT1」など10年近くを使っていましたが、今一つ納得できる音は出ませんでした。

FE203をバックロードホーン(=BH)に装着したときの衝撃を、長岡氏はこう記しています。

このFE203のBHが抜群だった。古いBHのキャビネットが見事に蘇った。高能率でレンジが広く、トランジェントがよい。これがBHだ!


長岡氏がFOSTEXのFE203に出会った時には、既に評論家としての活動を行っていました。もし、これが一介のアマチュアだったら、今に続くFOSTEXのバックロード専用ユニット開発の流れを作れなかったかもしれません。

FE203の音に驚いた長岡氏はFOSTEX(当時はfoster)へ電話。「とにかくうちの音を聴いてみろ」と言う長岡氏の対応をしたFOSTEXの担当者が、後にオーディオ評論家として活躍する浅尾昉氏だったのです。



<参考>
バックロードホーン・スピーカーをつくる!」Stereo 編 ONTOMO MOOK

第240回/新世代FEシリーズの話をしていたら、また長岡鉄男氏の思い出に | MUSIC BIRD


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FostexのFEシリーズ

長岡氏が出会った「FE203」は、10cm口径のフルレンジユニット「FE103」の派生モデルです。
当初、このFE103は、テープレコーダー用のユニットとして開発された無名のユニットで、1964年頃から市場に出回っていたようです。

FE103は、20cm口径の「FE203」、13cm口径の「FE133」、さらには8cm口径の「FE83」と16cm口径の「FE163」とラインナップを広げていきます。

Fostex FE103、FE133、FE203
1970年頃の広告。文面から、FE83とFE163は一番発売が遅かったことが分かります。
<参考>FE-103の思い出: 60年代 懐かしの宝箱 (cocolog-nifty.com)


1972年当時のカタログを見ると、FE-103の定価は1,980円だったことが分かります。
当時の大卒初任給が52,700円だったことを考えると、現代の感覚ではFE103は約6,000~8,000円ぐらいだったと推測されます。「当時のFEは安かった」という話を度々聴きますが、物価の変動を考えるとそこまでの差はなさそうです。




<画像>カタログ foster市販商品総覧 1972年3月
(参考)大卒初任給|年次統計



初代のFEシリーズは、細かなマイナーチェンジが重ねられたことも注目したい点です。例えば、フェライト磁石を見ると、1972年のFE103は分割されたような切れ込みの入った形状であるのに対し、1982年のカタログでは綺麗な円形磁石になっています。

また、カラー印刷された1982年のカタログでは、振動板周囲のエッジの色がFE103だけオレンジ色であることも分かります。他のユニットは全て黒いエッジなので、徐々に置き換えが進んだのではないかと推測されます。


<画像>FOSTEXカタログ「HIGH FIDELITY SPEAKER COMPONENTS」 1982年10月

余談ではありますが、FE124, FE164, FE204は、TSパラメーターをFE163やFE203と同一値にしながら、耐入力を高めたタイプです。これらは1970年代のカタログに登場する大入力設計のFE-SRシリーズの後継と考えてよいでしょう。

また、バックロードホーン用ではありませんでしたが、FE87E, FE107Eという防磁型のユニットもありました。ブラウン管テレビの減少で防磁型の意味が無くなった2009年(FE-Enの登場年)からは姿を消しています。


細かな進化を重ねるFEシリーズは、今後もバックロードホーン製作を支えてくれる存在であって欲しいですね。



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FE103とその派生モデル

星の数ともいえるフルレンジユニットをラインナップしてきたFOSTEXですが、その原点となるFE103には特別な思いがあるようです。
FE103は、バスレフからバックロードホーンまで、様々なエンクロージュアで使うことができるユニットで、自作スピーカー愛好家からも重宝される存在でした。

その後、FEシリーズは8~20cm口径のラインナップとして展開を継続。10cm口径でいえば、FE103E(2003年)FE103En(2009年)FE103NV(2019年)と進化を重ねています。

これらは量産品のレギュラーモデルですが、以下にFE103を記念して発売された限定モデルを紹介します。


 FE103Memorial(FE103メモリアル、FE103M)

FE103誕生の40周年を記念して2000年に発売されたモデル。
Fostex FE103Memorial  FE103Memorial搭載バックロードホーン

(写真)FE103Memorialを使った、筆者のバックロードホーン「S-031」
S-031 FE103M搭載「ヘキサロード」の f 特測定 - 趣味の小部屋 ( オーディフィル 公式ブログ) (goo.ne.jp)


当時の振動板を再現したという「粘状叩解コーン」を搭載し、FE103に近い仕様を継承しています。その一方で、ボイスコイル接着には日本で初めての耐熱型接着剤「マグマボンド」を使用したり、(純度)6Nの配線材を使用するなど、細かなところでクオリティアップが図られました。

私も中古品を入手してバックロードホーンを作ったことがありますが、朗らかな鳴り方をするユニットで好印象だったことを覚えています。



 FE103-Sol

FE103発売の50周年を記念して2014年に発売されたモデル。

※FE103は無名ユニットとして流通していた時期があるために、「誕生40周年」と「発売50周年」に14年の開きがあったと思われます。

  Fostex FE103-Sol

こちらは、新開発となる2層抄紙ESコーンが搭載されたことが大きな話題となりました。振動板の表と裏で異なる繊維長のパルプを用い、2段階で抄紙(紙を成形する行程)することを特徴としています。

10cmという扱いやすい口径と値段。さらには、クセの少ないながらも従来のFEがもつ鳴りっぷり良さを併せ持つことから、非常に人気がある製品となりました。その後、2層抄紙コーン技術は、FE108NSなどの量産型ユニットに受け継がれています。

(参考)FE103-Sol | Fostex(フォステクス)



 FE103A

フォスター電機創業70周年を記念して2019年に発売されたモデル。
  Fostex FE103A

2層抄紙コーンの技術はFE103-Solと同じですが、コーン表面に見える「ハトメ」を無くしたことが技術的特徴になっています。

興味深いのは、初代FE103にも採用されなかったアルニコ磁石を搭載している点です。これは日本初のトランジスタラジオに搭載された「G-205」という、フォスター電気の記念碑的なスピーカーユニットをイメージしているものと思われます。

何回かFE103Aを聴く機会がありましたが、その音は現代らしい情報量とキレ味のあるものでした。FE103からスタートした10cmフルレンジはこれからも進化を重ねていくものと思われます。


<参考>
第240回/新世代FEシリーズの話をしていたら、また長岡鉄男氏の思い出に | MUSIC BIRD
FE103A | Fostex(フォステクス)



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バックロードホーンのための限定ユニット

FOSTEXとバックロードホーンを語るのに「限定ユニット」は欠かせない存在です。

初代のFEシリーズには、磁石を2段重ねにした「FE103Σ」や「FE133Σ」がありました。当初はミッドレンジ用途を想定し、能率アップを狙った磁気回路の強化として開発されたと思われます。しかしそうした設計思想は、バックロードホーンにとっても好ましいものでした。

長岡氏は以下のように残しています。

「(今までのバックロードホーン製作の)ユニットはFE103が主だったが、(中略)FE133Σという13cmフルレンジを使った時に大発見があった。FE103で作っていたBHとはあきらかに違う本物のBHサウンド。BHはΣでなければいけないんだと気がついた。」

<参考>「バックロードホーン・スピーカーをつくる!」Stereo 編 ONTOMO MOOK


そして、さらに磁石を強化したモデルとして出てきたのが「FE108S」「FE208S」などの「スーパー」の名称をもつ限定ユニットです。
バックロードホーン専用として設計するユニットは市場が限られていることもあり、限定数を製造して配布する販売モデルが続いています。



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 FE108S

Fostex 6N-FE108S
※写真は6N FE108S
(写真)FOSTEX FE108S お疲れ様。 - 音楽 (fc2.com)

FE108Sは、1992年に発売された10cmフルレンジ。FE106Σをベースに設計され、長岡氏の代表的な作品でもある「スーパースワン」と共に人気を博したユニットです。

その後、6N-FE108S(?年)FE108ES(1998年)FE108ESⅡ(2000年)FE103En-S(2010年)FE108-Sol(2016年)と、進化を重ねます。2009年にはMG100HR-Sというモデルもありましたが、それは別に紹介します。

この中で、FE108ESとFE108ESⅡは、立体的な構造をもつHP振動板を搭載していることが大きな特徴です。この振動板は、後にFE108EΣ(2007年)として量産されロングセラーになっています。

最も最近に発売されたFE108-Solは、最新の二層抄紙振動板を搭載。スーパースワンとの相性も良く、FE108Sの後継として評価されました。

Fostex FE108EsigmaFostex FE108-Sol
(左)FE108EΣ、 (右)FE108-Sol

<参考>
FE108Super (diyloudspeakers.jp)

Fostex FE108 シリーズを比較試聴する | Speaker Factory | Xperience



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 FE208ES

FE203と出会った長岡氏は、それに適合するバックロードホーン箱として「D-7」を発表します。

その後も、FE206Σ(1983年)用として「D-50」「D-70」、FE206S(1989年)FE208S(1995年)用として「D-55」「D-57」「D-77」、FE208SS(1996年)用として「D-58」を製作するなど、FOSTEXの限定ユニットとの関係性は切っても切り離せないものとなりました。

それのぞれの箱の考察は、AMANOさんのwebページが参考になるでしょう。
AMANO'S 超・究極のBH 「究極のBHとは」

2000年にはFE208ESが登場。この年は、長岡氏が世を去る年でもありました。

Fostex FE208ES 1 Fostex FE208ES 2
FE208ES
(写真)フォステクス FOSTEX FE208ES アフロオーディオ横浜 (afroaudio.jp)


このFE208ESは、Q0=0.1という驚異的なオーバーダンピング特性をもつユニットです。
磁束を一本も逃さないようにと技術者が意気込んだという巨大な磁気回路は、まさに長岡イズムの集大成であったのではないでしょうか。
その一方で、低音が出ない、ハイ上がりすぎるといった声を耳にすることもあります。たとえバックロードホーン専用だといしても、磁石の強化には限度があるのかもしれません。

その後は、量産型ユニットとしてFE208EΣ(2007年)が発売。手軽に入手できるバックロードホーン用ユニットとして高い評価を受け、10cmのFE108EΣと同じくロングセラーとなっています。
限定ユニットとしては、FE206ES-R(2005年)FE208ES-R(2007年)FE203En-S(2011年)FE208-Sol(2017年)がそれぞれ発売されます。

とくにFE208ES-Rは個人的に思い入れがあるので、次章で説明したいと思います。
20cm口径フルレンジはFOSTEXのバックロードホーン専用ユニットの最大サイズでもあり、常に到達点ともいえる製品群でした。今後もその進化が楽しみです。


<参考>
Fostex FE208ESの利用レビュー (大山美樹音のスピーカー追求道)

メイン装置のスピーカー (cranky.jp) ※FE206Σ
超・究極のBH製作-設計(1) (dti.ne.jp) ※FE206S, FE208S, FE208ES
Foetex限定ユニット・ダブルマグネットのFE208-Solが発売 - わんわんらっぱー (goo.ne.jp)
音生命!特別編2 FE208ES-R用BH D-58ESRの検討1 (matock.com)



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 FE208ES-R

FE208ES-Rは、2007年に発売されたユニットです。2006年のAVフェスタに出品していた試作品は旧来のESコーン振動板でしたが、完成版は最新素材をふんだんに使用した振動板で驚かされました。

Fostex FE208ES-R試作品 Fostex FE208ES-R

(左)試作品のFE208ES-R、 (右)FE208ES-R

(写真)<A&Vフェスタ 2006レポート:フォステクス>RS-2直系のコンパクトスピーカーを展示 - PHILE WEB
(写真)音生命!特別編1 FE208ES-R 試聴会 IN 東京 (matock.com)


FE208ES-Rの試聴会は、ラジオ会館8Fで「レッツクラフト! クリエイティブセミナー」として開催されました。私も参加しましたが、D-57, D-58ESと組み合わせて聴くことができた貴重な機会でした。

スペックについての詳細は他に譲りますが、2021年の現在をもってもなお、このFE208ES-Rが最高品位のユニットであると認識しています。振動板から磁気回路まで、全てにおいて妥協のない素材が奢られれ、ハイエンドユニットと呼ぶのに相応しい出来になっています。

その音は、ハイスピードにして繊細。大型バックロードホーンと組み合わせることで、深々とした超低音を再生します。マグネシウムのセンターキャップの効果なのか、女性ボーカルの透明感を存分に表現する能力がありました。


兄弟モデルには、13cmのFE138ES-R(2007年)がありました。
私も一時期、このFE138ES-Rを所有しており、ホーンドライバーを彷彿させる強力なエネルギー感のある音が印象に残っています。周波数特性に凹凸があるため使いこなしに一工夫必要ですが、ES-Rを名乗るに相応しい完成度のユニットだと思っています。



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 FE168SS-HP

16cm口径は、10cmや20cmとは一味違い、穏やかなキャラクターが与えられているのが特徴です。そのため、FE166ΣFE168ΣFE168EΣはバックロードホーン用としては物足りないと言われることもしばしばありました。

しかし、限定ユニットは別物です。最初の16cm限定ユニットであるFE166S(1990年)、長岡氏が鳥形バックロードホーン箱「スーパーレア」を作製するに至った6N-FE168SS(1997年)をはじめとして、FE168ES(2001年)FE166ES-R(2004年)FE163En-S(2011年)、そして、FE168SS-HP(2021年)はどれもバックロードホーン専用に相応しい能力をもっています。
Fostex FE168SS-HP
16cmの最新限定ユニット「FE168SS-HP」

なお、レギュラー品の最新型であるFE168NS(2018年)は、バックロードホーン用として高い評価を受けています。2層抄紙振動板を軽量なダブルコーン形に成形しており、明快で鳴りっぷりのよいサウンドに仕上がっています。



<参考>
フォステクス、16cmフルレンジユニットとホーンスーパートゥイーターを数量限定発売 - PHILE WEB
Fostex FE166ES-R の利用レビュー (大山美樹音のスピーカー追求道)
第282回/小物と大物、フォステクスの新作2題 | MUSIC BIRD




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12cm口径という突然変異(FE126E、FF125K)

FOSTEXのバックロードホーン用ユニットというと、限定ユニットやΣ(シグマ)系統が有名ですが、どちらも高価で、手軽に試せるとは言い難い値段です。安価なFE103系もありますが、これらと比べてしまうと非力さは否めません。

そんな中、安価でありながらバックロードホーン向けと言える2つのユニットがありました。それがFE126E(2003年)FF125K(2004年)です。

Fostex FE126E FE126E

FE126Eは、FE133の後継として登場。先代のFE133とは異なり、標準型FEの範疇を超えた巨大な磁石を搭載し、Q0は0.25を実現。ハイ上がりの周波数特性と相まって、バックロードホーン箱の作品が多く作られました。

その後、FE126Eは、FE126En(2009年)FE126NV(2019年)へと進化。今もなお10cmと16cmの間をとりもつ存在として重宝されています。



  Fostex FE125KFF125K

FF125Kは、FE125Nの後継機です。時系列順に言えば、FF125(1981年)FF125N(1992年頃)FF125K(2004年)FE125WK(2011年)になります。

このFFシリーズの中でも、FF125Kは別格ともいえる強力な磁石と、ハイ上がりな特性を有しています。こうした特性がバックロードホーン好きの噂に広がり、長い間重宝されました。


<参考>
FF125 | the re:View (in the past) (audiosharing.com)
FOSTEX FF125Nの仕様 フォステクス (audio-heritage.jp)




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一時代を築いたマグネシウム振動板

マグネシウムは振動の減衰が早い金属であることが知られており、スピーカーの振動板に使うと付帯音が付きにくくクリアな音が出せる特徴があります。

2005~2008年ごろ、日本のスピーカー市場ではマグネシウム振動板がブームになりました。エソテリック「MG-10」、ビクター「SX-M3」、パイオニア「S-1EX」など、複数の製品が誕生しました。

FOSTEXも、2006年に純マグネシウム振動板を使った世界初のフルレンジスピーカーとして、「MG850」を世に出します。なお、ツイーター用の振動板としては、同社のモニタースピーカー「RS-2N」を2004年に発売しています。

Fostex MG-850   Fostex モニタースピーカーRS-N2
(左)MG-850、 (右)RS-N2

<参考>
SPIサウンドプラザ井田/手作りスピーカー基礎講座08/限定発売MG850のレポート (coocan.jp)
Gシリーズ スピーカー・システムの開発 (jas-audio.or.jp)



このマグネシウム振動板を使って、バックロードホーン向けユニットとして開発されたのが「MG-100HR-S(2009年)」です。
Fostex MG-100HR-S

技術的には意欲作の「MG-100HR-S」ではありましたが、軽量な紙コーン振動板に慣れたユーザーにとっては賛否両論だったようです。

その後、FOSTEXは「MG130HR(2012年)」や「W130RD(2013年)」といった13cm口径のユニットも発表します。これらはバックロードホーン用ではありませんでしたが、ハイエンド志向の自作ユーザーから高い評価を得ていたように思います。
しかしながら、材料面での供給が困難になったのか、マグネシウム振動板は徐々にラインナップから姿を消していきました。

癖のある音を少なくするという意味では、マグネシウム振動板は好ましい選択だったと思います。内部損失を上げていく素材開発は、2014年の2層抄紙振動板に繋がっていくのではないかと感じています。


<参考>
フォステクス限定発売10cmフルレンジ「MG100HR-S」発表 | 河口無線  (jugem.jp)
フォステクス、マグネシウムHR振動板採用の10cmフルレンジユニットを発売 - PHILE WEB
[mixi]新ユニット MG100HR-Sについて - 長岡鉄男 | mixiコミュニティ
6N-FE108S | 手作りスピーカー研究会~ひとり言 3~ - 楽天ブログ (rakuten.co.jp)
FE103En-S試聴のこと - JUN的日常と叙情 (fishing-forum.org)




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まとめ

FOSTEXのフルレンジは、FE103から始まり、数多くのラインナップがなされました。現在でも多数のバックロードホーン用ユニットを販売しており、これからの進展が楽しみです。



  

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